「相続税の申告が遅れたらどうなりますか?」というご質問がありました。
「大変な事になりますよ」とお伝えいたしました。
その大変さは申告が遅れた理由にもよって違ってきますが・・・
「うっかり忘れていました。遅れたけれど今から申告します」というような悪質さがないような場合でも、「無申告加算税」という年5%のペナルティが課せられます。
税務署は「うっかりミス」をゆるしてはくれないのです。。。
何と言っても税金ですからね。
ちなみに平均的な銀行の普通預金の金利は0.02%0、定期預金なら0.1%程度ですから、相続税の申告が遅れただけでも加算さっる割合は銀行金利の数十倍にンなるのです。
そして、申告が遅れるという事は、「納税」も遅れるという事ですから・・・
無申告加算税とは別に「延滞税」も課せられるのです。
申告期限から2カ月以内に納税する場合でも原則年7.3%が。
2カ月を超える場合は14.6%にもなります( ゚Д゚)
大切な家族が亡くなった喪失感とともにあっという間に時間も過ぎていくのです。
相続税は、「財産をもっていた人が亡くなった事をしった日の翌日から10か月以内に申告し納税する」義務があります。
葬儀や遺品の片づけも初めて経験するものだと思います。
その様な中で短期間のうちに遺産分割を終えて、相続税の申告をして納税まですませるという事は本当に大変なことだと思います。
そんな時には手遅れになる前に、是非相続に詳しいプロにご相談ください。