中古物件を買う時の注意点 | すまing

中古物件を買う時の注意点

先日、築浅の中古物件をご案内中にお客様より『勉強になった』
とおっしゃって頂いたことがありましたので、ご紹介します。

【新築vs中古物件 建物の保証期間の違い】

①新築の場合
新築物件の場合の建物の保証は以下のとおりです。

ざっくり説明しますと・・・
建物の構造上大事な部分(基礎、柱、梁など)と、雨水の侵入に関わる部分(屋根や窓や外壁)には
引き渡しから10年間は保証が付きます。
そして、新築住宅の販売業者や、建築会社には、その保証に備えるための資力を持つことや
保証に備えて保険に加入することが義務図けられています。
10年の間に、販売会社や建築会社が無くなってしまっては、保証ができないですから
例え販売会社が無くなったり、逃げちゃったりしても大丈夫なようにきちんと法律で決められて
備えられているのです。

and・・・建物の内部については、住設機器(キッチンやお風呂、トイレなど)は
新品の場合メーカーの保証がだいたい1~2年あります。

②中古物件の場合

対して、中古物件の場合はどうかというと・・・

ケース1)売主が個人の場合
瑕疵(不具合のこと)に対する保証については
免責~3カ月程度、内装設備についても保証はありません。

ケース2)売主が宅建業者の場合
瑕疵に対する保証は2年間とされています。
内装設備については、新たに施工した箇所があれば
新品の場合メーカー保証が1~2年付くことが多いです。

③中古物件+リノベーションの場合

最後に、中古物件をリノベした物件を購入する場合ですが・・・

ケース1)売主が個人の場合
あまりないケースですが、例えば売主が自分の家をリノベして
売りやすくしてから売却をする場合など、
瑕疵に対しては免責~3カ月程度となりますが、
内装設備の新しくした場所については1~2年のメーカー保証がだいたい付いています。

ケース2)売主が宅建業者の場合
引き渡しから2年は瑕疵(不具合の事)を保証することとされています。
新しくした内装設備はメーカー保証が1~2年となります。

物件購入の際、ご参考になさってください。

詳しく知りたい方はお問い合わせください → お問合せページへ

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