住宅購入をまだ考えていない方も、一括現金で住宅を購入できる方以外は
お時間のあるときにぜひご一読ください。
こんな方は住宅ローンが組めない(?)
①勤続年数が短い
多くの銀行が勤続年数1年~3年以上という審査基準を持っています。
特に、年齢の割に勤続年数が短い方は『また、すぐに転職するのでは?』と判断されて
思うように、ご希望の金額が借りられないケースもあります。
ただし、勤続年数が短いからと言ってあきらめてはいけません。
フラット35や、勤続年数が短くても審査OKなケースもあります(自己資金が多く必要な場合もありますが、、、)
運命の物件が、明日売りに出る可能性もあるので、
早めに準備をしておいても良いと思います。
②ベンチャー企業に勤めている
勤務先が成長過程にあるベンチャー企業の場合「先行きどうなるかわからない」
という事から審査が厳しくなることもあります。
これから大きく成長する可能性もあるが、逆もあり、ということで
長く実績のある企業にお勤めの方の方が有利なケースがおおいです。
③車など、他の借り入れがある
車などのローンがあると、審査が厳しくなります。
なぜかというと、年収に対する年間返済額(返済比率という)が大きくなり
これがあまりに大きすぎると「本当に返していけるの?」という不安要素が増えるので
審査が厳しくなります。
みなさん
「車は住宅を買ってから」
と覚えておいてくださいね。
④住民税など、税金を滞納している
住民税などの滞納をしていると、銀行もお金を貸してくれません。
家を買うのならその前に、きちんと納税しましょう。
⑤定年退職まであとわずか
定年退職までの年数が短いと、借入期間が短くなる場合があります。
同じ額の借入でも、借入期間が長い場合と短い場合とでは、当然
借入期間が短いほうが年間の返済額も増えるので、返済比率が高くなり
思ったようにご希望の金額がかりられない場合があります。
⑥健康でない
住宅ローンの借り入れをする場合、団体信用生命保険(団信)という生命保険に入ります。
債務者が万が一死亡してしまった場合は、この生命保険が銀行に支払われるので
それで残った債務を返済します。
生命保険同様、住宅ローンの審査時に「告知書」の記入があります。
・3ヵ月以内に医師の治療、投薬を受けたことがあるか?
・3年以内に特定の病気で、手術を受けたことはるか?
などの質問があり、該当する場合は医師の診断書が必要になったり
団信に入れないケースもあります。
例えば、ただ風邪をひいて投薬を受けただけの場合でも、
過去3カ月以内の出来事であれば↑の告知事項に該当してしまうため、
審査が通らない場合があります。
その他には、
・妊娠中または産休・育休中(ご主人単独名義の場合はOK)
・うつ病になった
・健康診断で高血圧症・高脂血症・高尿酸血症と指摘された
といった場合でも注意が必要です。
では、団信に入れない場合はどうすれば良いか?
これについては、後日またこちらのブログでご紹介したいと思います。
以上、住宅ローンが思うように組めないケースをご紹介いたしました。
上記、①~⑥の全てにあてはまらなくても、思うように借りられないケースもありますので
気になる方は、お気軽にすまingへご相談くださいませ。