こんにちは!埼玉県本庄市にある女性スタッフだけのリノベーションスタジオ「すまing」です(^O^)
住宅業界・リノベーション業界には、専門用語や特有の表現がたくさんあります。私たちも何気なく使いがちな用語を、改めてわかりやすく解説していくコーナーです!
今回は、収納の用語としてよく使われる「納戸」と「ウォークインクローゼット」の違いについてです。
納戸とは?
納戸は一般的に、大型家具などが収納できるほどのスペースはありますが、窓や換気がなく天井高も低いため、居室として見なされない空間です。図面表記をする場合は1部屋として数えず、「2LDK +納戸」というように書きます。そのため、部屋数が少なく見えて資産価値が下がったり、天井高が低く立って歩けなかったりするデメリットが考えられます。一方で、天井高が低いので階段下につくることが可能だったり、大型の家具や家電なども収納できる広さを確保できたりするメリットがあります。さらに窓や換気がない分、温湿度の変化が少なく日焼けの心配がない点もメリットです。
ウォークインクローゼットとは?
一般的に3帖ほどの広さがあり、歩き回れる天井高とスペースのある大きな収納空間です。窓や換気、エアコンや照明をつける場合もあります。居室の一部をウォークインクローゼットにする場合は居室が狭くなったり、奥にしまったものは取り出しにくくなったりするデメリットがあります。また、大型の家具や家電をいくつも保管するほどの収納力は見込めないことが多いです。ただし、天井高があって歩き回れるので使い勝手は良く、窓や換気、エアコンなどをつけることで空間を快適に保つことができます。衣類を全て収納できれば、出かける際の準備や衣替えの手間が省けるメリットは大きいです。
最近ではファミリークローゼットとして家族全員で使える大容量のウォークインクローゼットをつくるお家も多く、納戸よりウォークインクローゼットの方が主流と言えます。もしスペースに余裕があるのであれば、大型家具や季節家電、読まない本、その他滅多に使わないものは納戸、衣類や頻繁に使うものはウォークインクローゼットと、用途を分けて活用するのがオススメです。
次回もすまingの用語解説をお楽しみに!