相続対策していますか?何からどう動いたらいいのかわからない、大切な身内が亡くなった時にどんな問題が起こるのかわからないなど、初めての相続対策を考える方にわかりやすく解説しています。
相続は一生で何回も経験するものでもなく、昔親の相続をやったことがある方でも数十年たつと法律や情勢もかなり変化していますね。
私が色々なご相談を受ける中でこれだけは知っておいてほしいという事をまとめています。
今日は【相続後では遅すぎる】です。
相続対策というのは、被相続人(亡くなる人)が元気なうちにすることが一番有効です。
相続が起こってから(亡くなってから)さて、困った、専門家に相談してみようでは、ただの対処方法でしか対応ができません。
相続税では、相続税の額を計算するだけ。せめて相続人のご家族でどいういった割合で分割すると税金が一番少なくなるのかを相談するくらいです。
遺言書がない相続では、たとえば連絡がつかない相続人がいれば分割の話し合いがつかず、いろいろな税金の軽減もつかえなくなってしまいます。
かといって亡くなってから10か月以内に現金で納めなければならない相続税はまった無しです。
不動産も売却できないでいれば、相続した不動産を現金化することもできなくなってしまいます。
ということで、100%やってくる相続。人生死亡率は100%の事を早めに対策をねらない手はありません。
あと回しをしての考えは、相続対策だけは何の得もなく・・・遅すぎて手に負えなくなり、残された家族が笑顔で相続を向かえるという理想とは遠のいていくのです。