相続対策していますか?何からどう動いたらいいのかわからない、大切な身内が亡くなった時にどんな問題が起こるのかわからないなど、初めての相続対策を考える方にわかりやすく解説しています。
相続は一生で何回も経験するものでもなく、昔親の相続をやったことがある方でも数十年たつと法律や情勢もかなり変化していますね。
私が色々なご相談を受ける中でこれだけは知っておいてほしいという事をまとめています。
今日は【お金では買えない価値】です。
一般的に相続対策をしていくと家族が仲良しになるケースが多いです。
実は我が家もそうでした。
家族全体の問題点が明確化して、その問題点をのりきるには家族で協力がかかせないからです。
自分だけ鼻先5センチくらいの目線が、家族全体をまさに鳥になってみるように俯瞰する事になるのです。
法定相続人とは、相続が起こった時に、亡くなった人の財産を分けていく相続で決められて人です。
それは時には、疎遠になっている兄弟や、甥、姪にも及ぶことがあります。
家族でコミュニケーションをとらざる得ないからです。
そして被相続人(亡くなる方)の事前の対策次第では、兄弟や親せきでその後二度と会う事が無くなってしまうほど険悪で疎遠になるケースが起こります。
そんな事は誰も望んでいく事ではないはずです。
親の立場としても、自分の亡き後も子供達には幸せに仲良く暮らしてほしいと誰もが望んでいる事です。
しかし、その対策をしなかったために、自分の亡き後に思いもよらない事が起こっていく事があります。
その為に、生前には相続時に起こるであろう問題点の洗い出しと対策が必要になります。
残された家族が笑顔で幸せにいられる為に決して「私の亡き後は皆で仲良く話し合って遺産は分けてね」なんて無責任な事は辞めてくださいね。
「我が家は皆仲良いから大丈夫」と思っている方、今は問題が顕在化していないだけかもしれません。
将来起こる可能性がある問題点を、生前に知る勇気を持ちましょう。