前回のコラムの続きとしておひとりさまの終活PART2についてです。
おひとりさまでいるのが問題では全くないし、おひとりさまが悪いという事ではありません。
自由と孤独がとなり合わせのおひとりさまですが、健康で元気な時を過ぎ少し時間が経過した時の事を考えてみませんか。
介護状態になった時は、誰に頼りますか?
病院や施設への送り迎えや認知症になった時の財産の管理は誰に頼みますか?
天命をまっとうして、亡くなった後・・・これがやらなければならないことが沢山あるのですね。
ご自分の住んでいたところをどうするか。賃貸にしろ解約手続きや残置物(家具や生活用品)の処分も誰かがしなければなりません。
住宅を所有されていた場合は、その物件の処分も必要になってきますね。
ペットと一緒にいる人はどうでしょうか??ペットの方が長生きしたらどうしましょう。
もし確定申告をしていたら、亡くなった年の1月1日から亡くなった時までの分の所得税の申告と納税も必要になってきます。
人は亡くなってからも、税金に追われるのです。あー悲しい。
夫婦でいても、いずれ片割れが亡くなったら、最後は後始末をしてくれる人を探さなければなりませんね。
葬儀を出して、お墓に納骨もありますね。
子供が近くにいて、何でもやってくれる人はいいかもしれませんが・・・
そんな絵にかいた円満家族ばかりではありません。
そんな時の救世士「死後事務委任契約」というのがあるのをご存知ですか?
自分の亡くなった後の事務手続きを一手に引き受けてもらう契約です。
そして、誰であろうと「遺言書」は絶対に必要だと私は思っています。
財産の棚卸をして・・・
自分の死後の希望を書き記した遺言書
「死後事務委任契約」で死んだ後の始末をしっかりとしてはじめて天命をまっとうする事ができのではないでしょうか。
後々詳しくこういった手続きをコラムにしていこうと思っていますが・・・
ご心配な方は、まずは専門家へのご相談をお勧めします。