最近の一番多いご相談は実家の売却です。
丁度私達の世代は親と同居をしなくなった世代でもありますね。
そうなると実家は親世帯のみになるケースがほとんどです。
親が超高齢になって施設に入ったり、亡くなったりして空き家になった実家が爆発的に増えていくと予想されます。
今本庄市で把握している空き家は1000棟ほどといわれていますが・・・
把握されていないものも含めるとその2倍はあるのではないかと思います。
その一割が売却になるとすごい数が世の中に売物件となってでてくるでしょう。
その後は、エリアや金額で売物件が精査されるようになってくると予想されます。
思い入れのある実家ではありますが、管理や固定資産税にコストと時間をかけ続けていくよりも、形を変えて子孫が一番喜んでくれるもので継承していくことを考えていきましょう。
それと、もう一つは、きちんと相続を終わらせるという事です。
親御さんが亡くなり、実家が空き家になってから、きちんと相続人で話し合い、誰が空き家を所有して管理していくのか話あいましょう。
後回しにしてもこれだけは絶対に逃れられません。
市町村では、必ず相続登記が終わっていなくても固定資産税を支払う人を決めてきます。
あまりに管理を怠り、草ぼうぼうとなり、近所迷惑になるところには通達が送られてきます。
台風などで古家の一部が飛ばされて、通行人にけがをさせたり、車や近隣の住宅を破損させる事があれば、その所有者に損害賠償責任がうまれます。
こうなる前に是非御相談ください。
実家が売れないケース事例は次回に・・・