ブログ

相続びっくり事例【相続コラム3】

代表かぁこblog 相続豆知識

『相続びっくり事例』のご紹介です。本当にあった話です。

相続が起こると、人生においてはじめてな事が沢山起こります。
なぜかというと人が亡くなるというのは非常な事であり、周りのものは受け入れたくない出来事だからです。

人生に1回のウエディングは、なにせおめでたく楽しいものですので、沢山周りがあおります。

先日は知り合いからの相談。

一人っ子で育ったAさんは、5年前に亡くなった母親と父親の3人家族で育ちました。
母親が亡くなってからは、父親の介護を経験し、ついに先日父親も亡くなりました。

父親は、都内に数棟のマンションを所有しており、けっこうな資産を持っていたそうです。

さあ、相続が始まり、資産の整理です。

相続を引き継ぐ人はもう一度おさらいです。

配偶者 → 必ず相続人になる
次 → 子
です。
妻はもう亡くなっているので・・・子供のAさんが総どりです。

と、言うところで・・・実はAさん以外に父親には3人の子供がいたのです!!

これは、人間ではあまり例が少ない事ですが、
実は動物の世界ではわりと多い。

犬だって、猫だって、オスは違うメスとの子どもをつくる。
って、少し話がそれました。

基、

専門用語では「婚外子」や「非摘出子」と言いますが、婚姻関係以外の男女の間に産まれた子です。

数年前の法律で「隠し子」=「婚外子」または「非摘出子」の相続分が、夫婦の間の子(今回のAさん)と同じになったのです。詳しくはこちら

Aさんは、父親の資産が1億だったとすると、
4人の相続人で分割する事となって、2500万円になるのでした。

「なんとかならないの~」と言われても・・・
あとの祭りです。
対策は、生前にうたなければ・・・相続発生後ではほぼどうにもなりません。

Aさんは、父親の残した婚外子を見つけて、遺産分割協議書に実印をもらわなければ
父親の遺産に手もつけられないのです。。。

予想もしなかった事が起こる相続。
その前に是非、ご相談を

 

相続バナー

田中