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令和元年『改元奉祝の集い』に行ってきました

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令和元年5月1日、本庄市役所にて『改元奉祝の集い』に行ってきました。

12:00~記念式典でしたが、12:00前には多くの人が集まっていました。

本庄市内の山車10基が勢揃い、、、のはずが

私、スタッフ2号の地元『宮本町』の山車だけが、いない!

宮本町の山車だけは、本庄市役所の駐車場の入り口を登れないそうです。(涙)

ひとりぼっちで埼玉りそな銀行さんの駐車場で待機していたそう。

 

ところで、本庄祭りで『本町』の人形は、能の演目『石橋』(しゃっきょう)なのですが、

昭和3年に今の人形になる前は、能の演目『翁』(おきな)だったそうで、

この日は何故か、石橋ではなく、翁になっていました!

 

えーーー!?なんで?今日は翁なの?

とずっと気になっていたので、知っていそうな人に聞いて回ったのですが

理由はわからず、、、

山車のミニチュアが飾ってありました↓

右が昔の本町の山車で、左が今の本町の山車です。

 

本庄市役所を出発後、本庄駅北口の通りに

宮本町も含めた10基の山車がようやく集合しました。

宮本町は屋台もあって、『お供車』と呼ばれています。

この日は特別に『二匹の獅子頭』を乗せていました。

山車を眺めながら、ずーーーーっと

「なんで、今日は翁なのか?」が気になっていて思いついたのですが

「もしかして、石橋って、天皇陛下の即位のお祝いに、ふさわしくないストーリーなのかも」

「それで、今日はお祝いにふさわしいストーリーの舞に変えたのかも?」

帰ってから、「石橋」と「翁」のストーリーについて調べてみました。

 

ざっくりストーリー、まずは石橋ですが、

むかしむかし、えらいお坊さんが修行の旅の最中に、

中国の清涼山を訪れた際に、断崖絶壁にかけられた石橋の前を通りかかります。

その石橋の向こうには文殊菩薩の浄土があるとされていました。

お坊さんは渡ろうとすると、ひとりの少年が表れて

「そんなに簡単には渡れませんよ」と忠告します。

そして、「でも、ここで待っていれば、良い事があるかもよ」と告げて去っていきます。

少年の言う通り、しばらく待っていると、橋の向こうから文殊様の使いである

獅子が表れて、獅子舞を舞って浄土の世界に導いてくれました。

 

という話しらしい。

、、、、、。

獅子が平和な世界に誘ってくれる、というストーリーなので

新しい時代の幕開けにはとても縁起の良いお話ではないですか!

なんで、石橋でなく翁に変えちゃったんだろうな?

つづいて、翁のざっくりストーリーですが、

調べたところ「こんなお話しです」という解説がみつけられず、

でも、どうやら「翁」は、能の中ではかなり「特別」な舞とされているようです。

他の演目と違い、神聖なもので、特別なお祝いの際に披露される演目とのこと。

 

なるほど!天皇陛下ご即位のお祝いだから、

特に特別な「翁」を舞ってお祝いしたかった、ということですかね。

本町の方にきいたわけではないのですが、きっとそうかな、と思います。

 

ところで、本庄祭りのときに本町の石橋は

本町を出発して金鑚神社へ向かう前は、能面とかつらをつけていて

金鑚神社から本町に帰るときは、能面とかつらを外している、、、

この謎について、とある方に理由を伺いました!

 

神社へ向かって、神様に向けて舞を披露しながら向かっていく。

そして、帰るときは役者の姿に戻って帰っていく。

という意味だそうです。

 

こういった理由や意味を知ると、

これからますます、本庄祭りを楽しみながら見学できそうです♪

 

 

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