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物件見学に行く前に、、、
売地や中古戸建へのお問合せをしてくださる方の多くの方が、
資金計画をせずに物件探しからスタートしておられます。
スモウやアトホムを見ながら物件探し♪
『いいな』と思う物件があったら、まずはちょっと、見学してみる
というのも良いとは思いますが、
ひとたび、不動産会社のドアを開けたら最後、
物件購入を決断するまで帰してもらえない、なんてことが
けっこうよくあるらしいので、くれぐれもお気を付けくださいね（汗）
本当に、私のお客さまで数人、そういった被害（？）に合われた方がいらっしゃいます。
なんとか逃げ切って、すまingにお越しくださいました。
ああ、よかった、よかった♪
話は脱線しますが、その昔、私が宅地建物取引士（当時、宅地建物取引主任者）の
資格試験勉強をしていたとき、愛読していたテキストには頻繁に
『宅建業法はか弱い子羊を狼から守るための法律』との記載がありました。
当時、住宅メーカーに勤務していて、不動産業界をチラ見していた程度でしたので
『不動産やさんって、そうなんだ～』と呑気に思っていましたが
その数年後、不動産業界の洗礼を受け、
『うわぉ！！狼だらけだ～』と実感したのを思い出します。。。
おそらく、一生で一番高い買い物なのに、『お客様のために』という心が欠如している。
そんな方が、時々いらっしゃるようです。
私、スタッフ2号の場合は、しっかりとした資金計画を
まだされていないお客様に
物件をおすすめすることはまずありません。
だって、できないし。
そんな話を、銀行の担当の方にしていたりすると
『本当に、すまingのスタッフさんは皆さん良心的ですよね～』
『他の不動産やさんや住宅メーカーさんはこうでっせ！』
と教えてくれるので、
『えっ！そうなの！？』と思ったりします。
世の中、狼だらけだな。気を付けよう！！！
多くの方が、35年の住宅ローンを組まれるわけですが、
お客様が、この物件を買って、きちんと返済できるのかを
確認させて頂かないと、とても、背中プッシュなんてできないと思うのですが
私だけでしょうか？みんなどうかしてるよ～（＞＜）
お客様が、どんな人生を送りたいのか。それが一番大事です。
そこをお伺いしたうえで、幸せになれる資金計画を。
場合によっては、物件購入をおすすめせず、賃貸という選択もありだと思っています。
絶対いつかは買わなきゃいけないなんてこと、ないですからね。
『ムリなく返せる額』と『借りられる額』には
大きな差がある場合もあります。
つまり、『本当に、完済できるのだろうか？』と思えるような莫大な額を
銀行は貸してくれたりします。
そのへんを、不動産やさんはしっかり把握してますので
無理な住宅ローンを勧められて、高額物件を買う事になった
なんてことも、ありえるんです。
また逆に、思いもよらない理由で住宅ローンが組めなかった、
なんてことも、あったりします。
苦労して、気に入った物件をやっと探し出したところで、
住宅ローンが組めない事を知るほどショッキングな事はありません。
また、ご家族の落胆は、計り知れないでしょう。
無駄な時間を過ごしてしまう前に、まずは住宅ローンはしっかり検討してから
物件探しをはじめましょう。
気に入った物件の購入を決めて物件を押さえてから（買付と呼ばれる書類を売主さまに渡す）
契約まではかなりタイトなスケジュールになりますので
契約寸前になってはじめて資金計画についての打合せが行なわれたりして、
たとえ『う～ん？』と思っちゃったりしても、その時は簡単には後戻りできない状況になっています。
また、不動産取引では契約から引渡しまでの期間が1ヶ月程度といった短期間で行なわれる取引も
めずらしくありません。住宅ローンをじっくり比較検討する時間など、全然ありません。
住宅ローンを含めた総合的な資金計画は、ぜひ、物件探しをする前にしておきましょう。
ちなみに、手続きに手間と時間が掛かると思われている長期固定型住宅ローンの「フラット35」や、
申込手続きや資金実行までの進捗状況が把握しづらいインターネット銀行、
自社で取り扱ったことがない金融機関の住宅ローンなどは、
担当者がその利用をもっとも敬遠したい代表的な住宅ローンになりますから、積極的にすすめられることはありません。
「一生に一度の買いもの」と思いながらも、意外と資金計画は後回しといった方は少なくありません。
せっかく買った不動産を手放すことのないように、物件選びと資金計画は慎重にすすめたいものです。
物件見学に行く前に、きちんと資金計画をしておけば
不動産会社に押し切られて、予算オーバーな物件をうっかり買ってしまう事や、
ご自身やご家族をガッカリさせてしまったり、残念な結果になることを
防げるのではないでしょうか？
資金計画（ライフプランニング）は、すまingへお気軽にご相談くださいませ。
無料セミナーや相談会を開催しております。ぜひ、ご活用くださいませ。
byスタッフ2号
2級ファイナンシャル・プランニング技能士（ＡＦＰ）
宅地建物取引士