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リノベーション解体現場より

一級建築士事務所オネストワンデザイン 代表かぁこblog

リノベーション始まりましたよ~
リノベの手順でまずは解体作業です。
この解体作業を丁寧にやらないと・・・その後が大変なのです。

マンションの下地(壁の中)は軽量鉄骨や木材で作っています。
壁で覆われてしまうので、内見に行ったときには見えないところですね。

外壁に面している所は、断熱材も通常は入っています。
これも実際は解体してみないとわからないものです。

壁の上の方にもくもくしているのが断熱材です。

ほとんどは、管理組合で竣工図面(完成した時の図面)がありますので
それで確認できます。
ただ図面と現場が違う事は、よくある事ですので100%合っているとは限りませんよ。

古いマンションは、この様な断熱材ももし無いようでしたら予算に組み込んでいた方がいいでしょう。

今回のリノベーションは、よくあるリボングに面している和室を解体して、畳からフローリングにしてひろーいLDKにする予定です。

 

 

 

キッチンは、向きを変えるために解体です。↓

 

和室も畳からフローリングに変更です。

 

和室も奥はクォークスルーのクローゼットになり、寝室まで通り抜けられる様になります。

 

お風呂も全面解体です。
給水、排水、換気の菅が見えていますね。

洗面所も全部解体です。↓

 

 

広くなったLDKのセンターには、ここで何でもできるカウンター式の造作テーブルを置きます。

お茶を飲んだり、パソコンをしたり、料理の盛り付けをしたり、読書や物書き、
何でもここでできるマルチなセンターテーブルです。

ここを中心にほとんどの生活動作が済むように、大事な大事なセンターテーブルです。
照明のスイッチや、玄関ドアのチャイムモニターなどもここに集合させます。

この様に、ここは○○用と1種類の用途しかできないエリアより・・・
多様な用途に使える、生活する人の工夫で色々な事が可能なエリアがあると楽しいですね。

さて、来月には完成形をおみせできる予定です。

お楽しみに♪

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田中