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リノベの極意「リビング編]

一級建築士事務所オネストワンデザイン 代表かぁこblog

今やダイニングやキッチンともつながるオープンな空間が主流です。

ひと昔前の間取では、小さな部屋が数多くある田の字間取(田の漢字の様に部屋がいくつも並んでいる)が多かったのですが・・・

最近の間取は、ダイニングやキッチンとリビングが一つの空間になっていて、その中に収納やデスクコーナーもありって事が多くなりました。

欲しい空間は、仕切りで区切るのではなく、ゆるーく繋がっていてもいいのです。

それは冷暖房効率がよくなったので、各部屋を壁や襖で仕切る必要が無くなったのと、核家族化が進み、1世帯の家族の人数が減ったというのも原因かと思います。

部屋数を重視した時代は終わり・・・家族が大きな空間のリビングを広くとる事が快適との要望が多いのです。

一人暮らしの方も、各部屋に各機能があるのではなく、大きなリビングにコーナーで役割を分けるケースが増えてきました。

ダイニングもご飯を食べるだけでなく・・・

お子さんが勉強をしたり、パソコンに向かったり・・・本を読んだりとする多機能スペースになります。

リノベ前の中古マンションを見学した時には、なんだか狭く感じたけれど・・・

リノベーションをしてオープンになったら、とても広く感じる様になります。

中古物件を内覧する際には、そんなリノベーション後もイメージできる様に、リノベーション後のplanを相談してから行うのが正解です。

田中