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お一人様用サービスの向上に向けて・・・「毎日が楽しい孤独入門」

代表かぁこblog

「家売る女」が高視聴率をとっている様です。私たちの仕事にも少なからず影響しています。
「あのドラマ見て不動産屋の仕事がわかりましたよ」などと言っていただける事もあります。

さて、人々の暮らしの器である家を売る事は、とても大切で高尚な仕事だと思っています。
人生の大半を過ごす、家という器には沢山の家族のドラマが今日も繰り広げれれているでしょう。

最近本屋で手に取った雑誌、

プレジデントの「毎日が楽しい孤独入門」というテーマ。

ネガティブワードだった「孤独」という子ど場を楽しいというポジティブワードとして見せている中身にちょっとワクワクするのです。

今や男性の4人に1人が、生涯独身でいる時代です。
戦後、お年頃になったら良い人?と結婚をして子供を産んで育てて、幸せを絵に描いた家族というとみんなが想像出来る様な幸せイメージがあります。

その家族の幸せのイメージが、実は多くの人の幸せではなくなったという事です。

結婚を望んでいる人は婚活を頑張ればいいし・・・
ただ一人だからといって、その時間をシアワに生きる方法はたくさんあるのです。

そして、その孤独の時間をシアワセに生きる為の”サービス”がこれからはますます必要になってくるのではないかと思っています。

「孤独時間の楽しみ方」には、ビジネスチャンスが沢山眠っているし・・・
ファミリー層へのサービスに目が向いている今は、ブルーオーシャンだとも言っています。

家売る女集団としても、こういった時代の流れの先読みをして、孤独時間の楽しい過ごし方サービスを提供できればと思っています。

 

ずっと、昔になりますが・・・
下重暁子さんという作家の「家族という病」という本を読んだときは衝撃を受けました。

今までの日本は結婚して子供を作って家族が仲良く温かい家庭を作るのが、ほとんどの女子の夢ではなかったでしょうか?
それを「孤独」は悪者ではなく素晴らしいと。人の寄りかからない、個性的で、自由な生き方。

血の繋がりがあるということはいいことばかりではない。むしろ厄介で悩ましい事が多い。

事件も家族間の殺傷事件だけは減っていないようで、血は繋がっているが、心は繋がっているわけではない、むしろ過剰に介入したり、依存しても当たり前だとおもってしまう。
それが家族の病。

と、下重さんはこの本の中で詠っています。

私の中で、家族の幸せのパラダイムがガラッと変わり、当時親子間で悩んでいた私は、これでとっても楽になった記憶があります。
人生100年時代、家族に寄りかかっていてその家族が亡くなってからの方が人生長かったなんて事が起こり得る時代です。
子育てをする時期は、せいぜい100年時代の20年。

子供もいつかは大人になって自立していくのです。
その時に親の私たちが、ひとりでも生きていける自立した人生を楽しんでいたいと思っています。

私の理想の家族は、自立したもの同士が共同隊を作っている姿ですね。。。
そして、お互いに相乗効果を活かしていけたら幸せです。

田中